探偵と興信所の違い

まとめ

  • 探偵と興信所に実質的な違いは無い。
  • しいて違いを上げるとすれば、「誰」から「どんな」情報を収集するのかの傾向の違いのみ。
  • 探偵
    • 依頼者:個人
    • 調査の種類:浮気調査、素行調査、行方調査
  • 興信所
    • 依頼者:企業
    • 調査の種類:素行調査、信用調査、雇用調査、内偵調査

はじめに

日本における探偵と興信所の違いは、主にサービス内容と対象となるクライアントにありますが、両者の間には明確な法的定義の違いはありません。実際には、多くの探偵事務所や興信所が類似または重複するサービスを提供しているため、区分は必ずしもはっきりしているわけではありません。以下に、一般的に考えられる両者の違いを説明します。

探偵の定義

探偵の定義をwikipediaで確認しましょう。

探偵とは、隠された事実を調べること、またそれをする人。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%8E%A2%E5%81%B5

興信所の定義

探偵の定義をwikipediaで確認しましょう。

興信所は、企業や個人の信用や所在、行動等について調査を行う民間の機関である。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%88%88%E4%BF%A1%E6%89%80

探偵と興信所の比較

探偵と興信所の違いについても、wikipediaにページがあるので確認しましょう。

現代において、興信所の要素は探偵とほぼ同じであり、実質的な違いは無い。

ただし、日本語解釈としては、興信所が文字通り、「信を興す」という信用を調べることを意図した語であるのに対して、探偵は「偵を探す」、すなわち、様子をうかがい探すという物理的な確認を意図した語となる。このため、日本語を厳密に解釈した場合は、興信所のほうが、探偵よりも、より高度な対応を求められうると言える。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%88%88%E4%BF%A1%E6%89%80#%E6%8E%A2%E5%81%B5%E3%81%A8%E3%81%AE%E9%81%95%E3%81%84

これだけでは何が違うのかはっきりしませんね。

探偵も興信所も、個人または企業などから依頼を受けて、依頼者が望む情報を収集するという点は共通しています。

異なる点があるとすれば、誰から依頼を受けて、どんな方法でどんな情報を収集するのかの傾向が違うということです。

探偵

  • サービス内容: 探偵は、個人向けのサービスを主に提供しています。これには、浮気調査、失踪者の捜索、ストーカー対策、盗聴器の発見などが含まれます。探偵の仕事は、特定の個人や事象に関する情報を収集し、クライアントに報告することが中心です。
  • 依頼者: 主に個人が依頼者となります。しかし、企業からの依頼もありますが、その場合も企業の個別の問題(従業員の不正行為の調査など)に対応することが多いです。
  • 目的: 依頼者が直面している個人的な問題や疑問を解決するために必要な情報を提供します。

興信所

  • サービス内容: 興信所は、企業向けのサービスを主に提供しています。これには、企業の信用調査、就職・結婚前の身元調査、ビジネスパートナーの背景調査などが含まれます。興信所の業務は、対象となる個人や企業に関する詳細な背景情報や信用情報を収集し、報告することに重点を置いています。
  • 依頼者 主に企業や団体が依頼者となります。結婚を控えた個人からの依頼もありますが、その場合は相手の身元や家族背景などを調査することが多いです。
  • 目的: 依頼者がビジネス上または個人的な決定を行う際に、リスクを把握し、適切な判断を下すための情報を提供します。

共通点と違い

探偵と興信所の間には、情報収集や調査という共通の業務内容がありますが、そのサービスの焦点、提供される依頼者の種類、そして目的において違いがあります。しかし、実際の業務ではこれらの区分が曖昧になることがあり、同一の事務所が「探偵」と「興信所」の両方のサービスを提供している場合もあります。

日本では、これらの業務は「探偵業法」によって規制されており、事業者は所定の登録を行い、運営する上でのガイドラインに従う必要があります。この法律は、業界全体の健全な発展と利用者の保護を目的としています。

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